ニョロボンの考察〜もう噛ませとは言わせない〜[育成論]
どうも!ユキンコです!
普段は毒ポケラブで毒ポケしか愛でてなかったのですが全ポケ育成を目標にして育てていきたいと思います!
6回目の考察はニョロボンです!
ニョロボン
タイプ 水 格
特性 しめりけ ちょすい すいすい
種族値 H90 A95 B95 C70 D90 S70
ニョロボンのいいところ!
まずは種族値を見てみるとパッと見目立つ特徴はありませんが耐久は高水準でHBDすべて90以上となかなかです。振り方のバリエーションも多そうです。
そしてタイプ。ニョロボン以外の水格闘はケルディオしかおらずケルディオは特殊、ニョロボンは物理ですし、レート禁止ポケモンなので差別化も気にする必要はないでしょう。
特性はしめりけ、ちょすい、すいすい。しめりけはともかく、ちょすいは水無効による熱湯のやけどなどの回避、すいすいはすいすい物理アタッカーとして運用のために使えます。
次に技。腹太鼓を覚えるのですいすい+腹太鼓で腹太鼓使いの中でも最速で動くことが出来ます。また特殊ワザも豊富でCも70と低くなく十分両刀として使える範囲内だと思います。
ここからは悪い点
まず一番は技。ニョロボンの覚える物理格闘技一覧がこちら。
技名 威力-命中
ともえなげ 60-90
じごくぐるま 80-80
ばくれつパンチ 100-50
かわらわり 75-100
ローキック 65-100
いわくだき 40-100
グロウパンチ 40-100
きあいパンチ 150-100
こうやってみるとひどさが際立つとおもいます。まず格闘タイプのメイン格闘技といえばインファイトやとびひざげりがありますが見ての通り覚えません。威力だけをみればきあいパンチがありますが交換際、補助技よみをしなければならず使い勝手が悪いです。
次に威力が高いのはばくれつパンチ。これは命中の点でなし。次はじごくぐるまですが威力80なのに命中は80。さらに反動まで受けせっかくの耐久が台無しになるのでこれもなし。なのでかわらわりを採用するしかないのですが火力不足と言わざるを得ません。
また元々の攻撃種族値が高いとは言えないのでこれも技の威力も重なって突破力にかけます。
次は特性。まずはしめりけですがこれは論外でしょう。発動機会が限られすぎる上に他の特性を差し置いて採用する理由があまりないでしょう。
すいすいは確かに有用な特性ではありますが攻撃種族値があまり高くなく、技の威力も低い。
サブウェポンもそこまで豊富なわけではなく他のすいすいアタッカーを差し置いて採用する理由としては腹太鼓が挙げられますが耐久があると言ってもすいすいのために素早さに振らなければならず火力も振らないと心もとない。つまり耐久をあまり振れないので腹太鼓を積む機会がかなり限られてくると考えます。
以上の点を考えて私が考えるニョロボンがこちら
腹太鼓型もやってみたい…だけどこれだけの耐久を無駄にするのももったいない…
だけど両立できない…
…
なら両方作ろう!みたいな感じで考えてみました。
ニョロボン@カムラのみ
特性 ちょすい
性格 ようき
個体値 28~29-V-V-×-V-V
努力値 0-252-4-0-0-252
実数値 164-147-116-××-110-134
努力値の意味
H
みがわり+腹太鼓でカムラ発動のために努力値は0。個体値は28-29
HB
余り
A
特化
腹太鼓後受け出し想定のボーマンダを威嚇込みでメガ前とメガ後合わせてたきのぼりで確定2発
S
特化
カムラ発動で最速130属抜き
技構成
確定枠
・腹太鼓
この型のコンセプト
・みがわり
腹太鼓を安全に決めるための技
HPも調整済みなため確定
・たきのぼり
メインウェポン。カムラとの相性がよく倒せなくとも怯みが期待できる
・かわらわり
メインウェポン。マリルリとの差別化点の一つ。
まとめ1
今回のこのカムラ腹太鼓型は差別化などの点から技欄を確定としました。
マリルリとの差別化点
マリルリはメガ前ボーマンダに威嚇後のアクアジェット+メガ後ボーマンダに対してのアクアジェットが乱数2発なため後出しを許しかねない点に比べニョロボンはたきのぼりで確定2発。
またWロトムに対しての打点の違い。防御特化Wロトム以外はかわらわりで確定1発で特化でも中乱数1です。オボン込みの耐久調整ロトムであれば確定1で落とせるとおもいます。
Sラインの違いによるわざのうちわけも出来るのでマリルリとの差別化点には十分でしょう。
またこの型の素晴らしいところはスイクンを起点に出来る点。マリルリであれば熱湯ダメージ2発とやけどの恐怖がありますがニョロボンはちょすいにより無効なため気にしなくて大丈夫です。
ニョロボン@カゴのみ
特性 ちょすい
性格 わんぱく
個体値 V-V-V-X-V-V
努力値 204-148-116-0-36-4
実数値 191-134-143-××-115-91
努力値の意味
H
8n-1
HB
特化ガルーラの捨て身確定2発
特化ガブリアスの逆鱗をビルドアップ込み確定3発
A
+1冷凍パンチでB4ガブリアス確定1
D
変幻自在珠ゲッコウガのくさ結び確定2発
珠サザンドラの流星群確定2発
S
あまり
技構成
確定枠
・ビルドアップ
足りない火力のそこあげに。
・眠る
この型のコンセプト。
かわらわりではどうやってもガルーラを落とせないので捨て身を食らって即眠るで反動ダメージを稼ぐ目的も
選択技
・たきのぼり
メインウェポン
・かわらわり
メインウェポン
・冷凍パンチ
氷4倍勢に。ただし火力はあまりでない
まとめ2
せっかくの耐久を無駄にしたくなかったので考案したのがこの型。
特化してもかわらわりではガルーラに対したダメージが入らないため捨て身タックルの反動ダメージを稼ぐ意味も込めてねむカゴを採用
ねむねごのもう一つのメリットとしてガブリアスをHPを半分程度残した状態で突破出来る点。鬼火などの状態異常を回復させることの出来る点が挙げられる。
ビルドアップといえばローブシンやバシャーモが挙げられるがここにもちょすいのおかげで差別化を気にする必要は無い。
たとえばスイクンと根性ローブシンでビルドアップをしたとして熱湯ダメージとやけどダメージを加味するとファイアローが出てきたとしても耐えられる確率が少ないがニョロボンであれば熱湯無効でビルドアップをすることにより鉢巻ブレイブバードも耐えることが出来る
スイクンをほぼ無償で起点に出来る点は他のビルドアップ格闘ポケモンとは違う点だと言える
総まとめ
最後にニョロボンを考察して一番思ったことは種族値はまだいいが技がひどい…
せめて、せめてクロスチョップさえ、ドレインパンチさえあればまだ変わっていたかもしれないのに…という気持ちでいっぱいでした…
しかし特性のおかげでニョロボンにしかできないことというのを実現できる型を育成できたと思います。
また腹太鼓型もビルド型もどっちの長所も活かすというのは無理だったので結果2匹も作ることになってしまいました笑
考えてみていろいろ惜しいポケモンだなと思うとともにとても面白いポケモンだというのがわかったので良かったです。
ポケスペなどでも噛ませとか言われているようですがポテンシャルは十分に秘めているポケモンです!
みなさんも育ててみては?