ドダイトスの考察〜立ちふさがる敵をなぎ倒せ!〜〔育成論〕
どうも!ユキンコです!
普段は毒ポケラブで毒ポケしか愛でてなかったのですが全ポケ育成を目標にして育てていきたいと思います!
7回目の考察はドダイトスです!
ドダイトス
タイプ 地 草
特性 しんりょく シェルアーマー
種族値 H95 A109 B105 C75 D85 S56
ドダイトスのいいところ!
まずは種族値を見てみると高水準の物理耐久と攻撃、特防も低くはなくバランスのいい種族値となっています。物理耐久に関してはガブリアスより耐久指数が少し上回っており、対ガブリアスに対する物理方面の火力調整であれば耐える可能性があります。
そしてタイプ。草地面という固有タイプ。草地面の複合タイプを持つのはドダイトスだけであり、草タイプでありながらタイプ一致で炎タイプに打点をとれ、地面タイプでありながら水タイプにタイプ一致で打点を取れる補完に優れているタイプです
特性はしんりょく、シェルアーマーです。しんりょくは草御三家共通特性ですが耐久が優れているドダイトスには耐久調整で発動機会が多いでしょう。
シェルアーマーは地味です。発動したと実感する機会がほぼありません。しかし急所に当たらないという安心感があり耐久調整ポケモンにとって〇〇耐え調整してるのに急所に当てられたらどうしようもないという悲しみを背負わずにすみます。とても堅実な特性と言えるでしょう
最後に技です。ウッドハンマー、地震といったタイプ一致高火力技を覚えるほか、ストーンエッジ、馬鹿力などの高火力サブウェポンなどもあり、技範囲、技の威力ともに充実しています。
また呪い、つるぎのまい、ロックカットなどの火力の底上げや、低い素早さをカバーし技範囲を生かした抜き性能を上げることのある優秀な積み技もあります
宿り木、光合成といった技を使えることで耐久型にもでき種族値がかみ合っているので型のバリエーションはかなり増えるでしょう。
また両壁も覚えることができ、かなり器用なポケモンであることがわかります
ここからは悪い点
まず種族値面。バランスのいい種族値でありますが、ほかの地面アタッカーに比べれば低めであり、技範囲を活かさなければドダイトスを使う意味はあまりないでしょう。
素早さは低く呪いなどの防御を上げる積み技を使用したとしても上から2発で沈んでしまうことも多いと思います。
次に耐性です。
耐性
4倍 氷
2倍 炎 虫 飛
半減 地 岩
無効 電気
気になるのが4倍弱点の氷です。素早さが低いため、スイクンやその他耐久型水ポケモンにも上から氷技を受ける。また草地面と電気に強いがめざめるパワー氷が怖く居座りにくいなどです。
ドラゴン対策がそのままドダイトスに通じてしまうためそこも残念なところです。
また特性もシェルアーマーは効果が感じにくく、しんりょくは耐久調整のしやすいドダイトスには有用ですが適応主力技がウッドハンマーで反動技なためしんりょく圏内に入った瞬間攻撃で相打ち…といったことが起こることが考えられます。
そして私が提案するのは新緑イバンドダイトスです。足りない素早さをイバンのみを使用し強引に試行回数を増やします。
またイバンのみ発動圏内であれば必然的にしんりょく発動圏内であり、擬似的な高火力の先制技となります。
ドダイトス@イバンのみ
特性 しんりょく
性格 いじっぱりorゆうかん
個体値 V-V-V-X-V-Vor7↓
努力値 100-212-36-0-156-4
実数値 183-171-130-××-125-77or57
努力値の意味
H
鮫肌ダメージ最小の8n-1
HB
特化ガルーラの捨て身確定2発
無補正A252ガブリアスの地震+逆鱗でしんりょく圏内で+ウッドハンマー以外の接触技の鮫肌ダメージでイバン発動圏内調整(ウッドハンマーだと反動で倒れる可能性がある)
A
しんりょく発動ウッドハンマーで特化スイクン乱数1
鬼火込みH252B4ファイアローをストーンエッジ+羽休め読み地震で乱数2
D
4振りスイクンのれいとうビームでしんりょく発動圏内調整
無補正C252霊獣ボルトロスのめざめるパワー氷中乱数1
S
あまり
技構成
確定枠
・ウッドハンマー
メインウェポン 反動が痛いがその反動が硬いドダイトスのイバン発動圏内まで入れることができるので火力とイバンとのシナジーのために確定
・地震
タイプ一致安定技メインウェポン
選択技
・ストーンエッジ
地面草と補完が良いサブウェポン。飛行タイプへの打点。ボルトロスやHDアロー、その他虫ポケモンに
・馬鹿力
ガルーラやナットレイに対して。
・噛み砕く
主にゲンガーに対して。後出しガブリアスに対する反動なしの鮫肌ダメージを受けるために対しても使える
まとめ
耐久はあるし技範囲も広い!しかし弱点や素早さの関係で一回耐えてももう一回殴られれば終わりということが多いことがダメ計をしている間に感じたので、今回のコンセプトとして耐久調整は反動や定数ダメージをうまく食らってある程度の耐久を確保しつつ、擬似的な高火力先制技を打てるということを目指してこの型にしました。
ウッドハンマーは耐久調整をするときの採用にはデメリットのある技ですがイバンを採用することで、種爆弾を採用せずに火力をキープすることができます。
素早さに関してですが最遅ギルガルドを意識するのであれば素早さ下降補正の個体値7以下。マリルリなどに対して先手を取りたいのであれば無補正で好みの問題だと思います。
また地面岩の耐性からガブリアスに対して安定して後出しができます。
ファイアローに対してですが耐えられるのは特化持ち物なしまでであれば耐えることが出来、HDアローであれば鬼火ダメージ2回とブレイブバードを耐えることができます。
強化アイテムのことを考えると安定はしないですが型が判明している状態であれば居座ることもありだと思います。
今回は耐久を確保しつつ試行回数を稼ぐことができる割と実用性のある型を考察できたと思います。
ウッドハンマーの使い所は考えながら運用しなければなりませんがオリジナリティ溢れる型になったのでダメ計がとても楽しいポケモンでした。
みなさんも育ててみては?